第23節 愛媛戦

4-2
得点 小松、小松、ジョジマール、石神、香川、横谷


小松がようやく得点し連敗を止めたものの、この先には大いに不安を抱かせられる一戦となった。なにはともあれ愛媛のGK、もっさんに感謝。


マルチネスが復帰したものの、それほど圧倒的にゲームを支配できたわけではなく、カウンターから危ない場面が何度か見られた。前半を0-0で終えられたのはむしろ幸運だったぐらいで。


後半、相手DFラインがなぜか作ってくれたギャップを乾から小松へのスルーパスでうまく使い、トラップが大きくなったところをなぜかもっさんはすぐに飛び出さず、小松のシュートで先制。続いて2点目も小松が決め、このままゲームを終わらせなければいけないところだったが、カウンターからきれいに1点返されてしまう。これは相手陣内での黒木のファウルからだったのだが、ファウルした黒木は切り替えが遅くカウンターで攻め込まれる一因となった。


その後、乾の決定機はもっさんに弾かれ残念、と思いきや絶妙な位置に弾いてくれ、これにしっかり詰めていた石神が決めてくれ追加点。これで試合は一気に楽になり、相手PA内でのハンドも律儀にとってくれたため3点リードとなった。


のだが、さらにカウンターを1失点目と同じような形でくらい、結果は4-2。攻めても攻めてもなかなか決めきれなかったセレッソに対し、愛媛の少ないチャンスを見事に決められ、スコアほどの余裕はないゲームとなってしまった。


この調子で昇格できるほどJ2は甘くない、と思うのだが、どうにかできないものだろうか。