第26節 栃木戦

3-1
得点 乾、香川、高安、香川


上位対決の狭間の難敵、栃木とのアウェイゲーム。第1Cでも苦戦、さらにここ2試合は甲府、湘南相手に追いついてのドローと苦戦が予想されたが、結果だけ見ればあっさりと勝つことができた。


とはいえ、序盤からボールを回され乾が先制ゴールをあげるまでは苦しい試合だったのも事実で。その先制ゴールは相手DFラインのギャップをついた乾の飛び出しに、ハマが美しいスルーパスでアシストしたもの。キーパーと1対1となった乾は冷静に交わしてシュート。貴重な先制点となった。


先制するとペースダウンして、結果苦戦となることが多いセレッソだがこの日は中盤で多少ゆとりをもってボールが持てるようになり、それが2点目につながった。センターサークル付近でフリーでボールを持った香川が、ループっぽいロングシュート。え、なんで?というタイミングだったが、これがワクに決まり2点差に。これでじっくりプレイできる状況を作ることができた。


後半、江添→前田に珍しいDF同士の選手交代。江添はケガだろうか? 仙台戦から集中したプレイができていたので離脱なると非常に痛い。軽傷ですめばいいのだが。さらに乾がイエローをもらい次節、大事な湘南戦で出場停止に。これまた痛い。柿谷を出してしまったため、香川・乾の2シャドーが控えがいない。ボランチにマルが戻るので、ハマを前に上げて使うのだろうか?


さらに小松→藤本の交代で実質ゼロトップとなり、セレッソは完全に逃げ切りモードに。が、もはやお約束ともいえるクロスからの競り合いに負け、あっさりと失点。カウンターから3点目を奪い、勝利することはできたが守備の緩さは変わらず見られたゲームだった。


次節、ホームで迎える湘南戦はマル、さらにはいよいよカイオが復帰と目されるが、乾が出場停止、江添が負傷?ととても万全とはいえない状況。しかしマルのいないこの2試合をなんとか乗り切ったように、湘南とも最低ドローで乗り切りたいところだが。